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社労士が演じ、社労士が考える。ハラスメントロープレ研修・初演感想

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ハラスメントへの対応を学びたい

◎勤務社労士の皆様、その他登録の社労士の皆様

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

去る7/31、実施のお知らせもしておりました「ハラスメントロープレ@劇団勤務ひよこ」が無事初演を終えました。ご参加いただきました皆様・運営にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

運営チーム・申し込みいただいた方合わせて20名弱のご参加となりました。






テーマとなった舞台は「銀行:男性上司と女性部下」「大学:名誉教授と別の教授」の2つでした。


第1幕の方では、


「それがセクハラになるの?という、こんな事例って結構ありそうだよね」

「どういう処分が必要だろうか?」

「部下への教え方も、周りがフォローしながらやっていく必要がありそう」


といった声が上がりました。


今回の例では、女性部下の方が適応障害の診断も受けていて、退職したいと申し出ている状態を設定していました。ただ、すぐに退職という方向に持っていくのではなくて、「病気が快方に向かうのを待てないだろうか?」「退職→転職ではなくて、部署異動という形で新しい一歩を踏み出せないか?」というように、結論を急がないという意見も印象的でした。


ともすると、相談者の発言を丸ごと受け止めようとしがちですが、落ち着いて状況を判断することも、ハラスメント相談窓口の対応者には求められそうです。



第2幕では、


「ヒートアップして口論になる前に、他の人が仲介に入るべき」

「会議が始まる前に、相手の人格などを否定する発言はダメ、と触れ込んでおく」

「立場上上の人が悪者にも見えるけど、痛烈な発言をした相手の教授にも問題があったんじゃない?」


といった声が上がりました。今回の例では、国籍のことまで踏み込んで発言しているところが大きな問題となっていました。


「国籍、性別、信条または社会的身分によって差別をしてはいけない」

というのは、法律でも述べられているところですから、確実に守りたいですね。


また、学生さんにも悪影響がある!というご意見も印象的でした。舞台となったのが大学ですので、グローバル・ダイバーシティを目指すにあたって、学生さん・教育者とも、今一度その類の研修を受ける機会があるといいなと感じました。



事例を共有してディスカッションすることで、自分にはない気づきが得られる。これがロープレ企画の一番良いところではないかと思います。

ハラスメントのない、お互いがお互いに優しくできる社会づくりをしていきたいですね。

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