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社労士会中部地域協議会特別研修会に参加しました!「多様な働き方が共存する社会における新たな労働問題」

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎多様な働き方について理解を深めたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

1/24に浜松で行われました、全国社会保険労務士会連合会中部地域協議会の令和6年度東海4県特別研修会に参加しました。


神戸大学大学院法学研究科教授の大内伸哉先生をお迎えして、「多様な働き方が共存する社会における新たな労働問題」というテーマでご講演頂きました。感じたことをまとめてみようと思います。


  1. 「いつでも、どこでも、何でも」からの脱却 日本的雇用の特徴の1つに、ゼネラリスト的思考=「いつでも、どこでも、何でも」やる正社員、という姿があります。 政府の言うように、雇用の流動性を上げて、各人さんの給与を上げようとなるときにはジョブ型雇用にしなくては、という考え方がありますが、個人個人としても「どういう仕事をしたいのか」「どういう自分になりたいのか」という、キャリア形成を自分で行えることが大切であると感じました。 つまり、会社としても「個人のキャリア」を尊重できる姿勢を持つことが、働く方に選ばれる会社であるということなのではないかと思います。

  2. 無形の力を発揮する 現在の経済的要因として、第3次産業への産業構造の変化と、グローバル化を挙げていただきました。 第3次産業とは「サービス・情報産業」で、これらは有形の何かに限らず、無形の価値創造を行うことが特徴です。 目に見える成果だけでなく、顧客のニーズをしっかりと捕捉・掘り起こし、それに対応できる目に見えない力が求められているなと感じました。 社会保険労務士、決して他人事ではないと身が引き締まります。

    故・野村克也さんも、楽天時代にはスローガンにするまでに大事にしていた無形の力。目には見えないけど、確かに大切なものの、その微差の積み重ねで勝ち残っていくことが求められています。

  3. テレワークがぶつかっている課題 コロナ以後、テレワークが急速に普及し、また終息とともに出社回帰する動きがあることまでは、ご承知の通りと思います。 先生はテレワークの良さをご経験と照らしてお話されるとともに、もう一度テレワークがいいよね、という流れになるというようなお話をされていました。 テレワークは、時間管理や指揮命令、「テレワークを希望する」ことができるのかや「繋がらない権利」といった、これまでにない労働問題にぶつかっています。 個人的には、通勤が困難な事情の方の働き方の選択肢の1つとして、確かにテレワークが有効だなと思う一方で、出社と同じくらいのパフォーマンスができるかどうか、という会社の不安も分かる気がします。 インフルエンザ等で出社できないからテレワーク、という発想を、目にした方も多いのではないでしょうか?

  4. 型にはめることの限界 ここ数年で、本当に働き方が多様化しました。よって、「こうすれば、こうなるからこうしなさい」というやり方が通用しなくなったり、「この時期に入社して、ここで○○を教えて、ああでこうで…」といった紋切り型のパッケージがうまくいかなかったりすることがさらに増えていくと思います。 会社のカラーはあれど、主体は個人に移っていく。それを理解しながら、柔軟に対応できる会社が生き残っていくのではないでしょうか。

終了後、他県の皆様と濱松たんとさんへ伺いました。

浜松出身ですが、街中で食事することが多くなかったので、改めて地のものを食べられて良かったなと思います。


遠州もち豚のブロック焼
遠州もち豚のブロック焼

食べかけ。本当は14個ありました
食べかけ。本当は14個ありました

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