積極的に行動してもらいたいあなたへ_ゲーミフィケーションのアイデアはいかが?
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
2022年の夏は様々な事情から、節電が呼び掛けられる夏になりそうですね。
暑さがひどいと感じるときには、無理せず冷房を使用するなどして、熱中症に気を付けて過ごしましょう。
(室内にいても、熱中症になることはあります。。)
政府はそんな背景から、節電に協力してもらう家庭に対して、ポイントを持ってこたえる方針を発表しました。
似たような仕組みで最近あったものといえば「マイナポイント」ですね。
こうした仕掛けづくりを、「ゲーミフィケーション」と呼ぶこともあります。
ゲーミフィケーションとは、日本語では「ゲーム化」という訳になります。
ゲームといえば、ポケモン、ドラクエ、どうぶつの森、というようなものですよね。
こうしたゲームで見られる、アイテム集めやレベル上げ、冒険や競争といった発想を、仕事や日常生活に落とし込んでいこうということが、ゲーミフィケーションになります。
夢中になってついついやってしまうゲーム、ありますか?
たとえば、スマホが万歩計代わりとなり、達成した歩数によっては自動販売機のジュースが1本無料になるアプリ、コークオン。
ただ歩いて健康増進!と言うよりも、
・歩いたことでゲットできるプレゼントがある
・周りと歩数を共有することで、「自分も頑張らなきゃな」と思わせる
ことが、「歩く」という行動を強化してくれるのです。
冒頭に書きました節電ポイントも、ただピンチだから節電してくれ!と言うよりも、ポイントを紐づけることで、
得られるものがあるなら節電するか!
と、節電に積極的になってもらう意図があるのではないかと思います。
(スーパーのポイントカードやTポイントなど、世にいうポイ活全般がそうかもしれませんが)
業務においてこのゲーミフィケーションを取り入れていくにあたっては、
・スキルマップのスタンプラリー
自分はどこまでできるようになったかを見える化しつつ、達成できたらスタンプを押していくようなイメージです。一定のレベルに達したら、ポケモンのようにバッジがもらえるというのも面白そう。RPGのようなコツコツプレイが好きな方には刺さることと思います。
・チェックリストのレシピ化
ミスを防ぐために、チェックリストや工程表といったものが存在しています。モンスターハンターやどうぶつの森のように、「この素材を集めて、この製品・作業が生まれる」ことをレシピのようにしてみます。アイテム収集やコンプリート欲の強い方へ訴えかけることが狙いです。
・ワークシェアのガントチャート化
残業への風当たりが強い昨今、働く方同士で、仕事を融通しあうことで早く帰ることができるという考え方もあります。
こうしたシェアの実績を積み上げていき、競争していくものです。人情家ナンバーワンの称号がもらえるという報酬もいいかも?
競争系のアイデアは、置いていかれる人が出たり、今回の例では新しい仕事を取らなかったりという危険性もありますが、スプラトゥーンやストリートファイターのように、より上位に行きたいという方に刺さると考えられます。
日常には、消費者として・市民として、やってもらいたい行動を促している仕掛けが実は多くあります。そんなゲーミフィケーション、チームビルディングでも取り入れられそうです。
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