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積極的傾聴で、「そうなんだよ!良く分かってくれた!」を増やそう

こんな方に読んでほしい!

◎静岡市近郊で営業中

◎従業員数30名以下

◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい

◎ご年齢が30-50代の代表者様


こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。

会話しているとき、特に悩みを聞いたり相談に乗ったりしているときに、相手の方から「そうそう、そうなんだよ」と言ってもらえると、聞いている私たち自身も嬉しい気持ちになりませんか?

そのためのスキルとして、傾聴の中でも「積極的傾聴」というものが求められます。





傾聴というと、これまでも記事の中で特集しましたが、たとえば相手の発した言葉を、自分ももう一度使って相手に返してあげることや、目線合わせといった「相談相手に寄り添った」形が一般的です。

積極的傾聴では、これらをベースにしたうえで、次の3つを要素として求めています。




1.共感的理解


相手の話を、相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとすること。

ここで大事なのは、その人と同じ気持ちになるのではなく、気持ちに沿うことです。負の感情であれば、それを全身に背負うことはないのですね。


2.無条件の肯定的関心


相手の話を、良い悪いなどの評価を入れずに聴きます。相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心を持って聴いていきましょう。(あの部下とはそりが合わないという相談。ではそのように考えるようになったきっかけはどんなことだったんだろう?という感じです。)そのことによって、話し手は安心して話ができます。


3.自己一致


聴き手が相手に対しても、自分に対しても正直・ありのままでいられて、話が分かりにくい時は分かりにくいことを伝え、真意を確認すること。

偽りの自分で話を聞いても、本当に聴くことができているとは言えないのです。

相手が発した言葉だからと正直に「聞くだけ」ではなく、時には質問することも必要です。ここが積極的傾聴のキモではないでしょうか?(もちろん、相手の気持ちを傷つけたり、聴き手優位な会話になったりするのは避けましょう。)


相手の方自身も、相談したい内容がまとまっていなかったり、問題自体は氷山の一角で、本質ではなかったりすることが考えられます。

ご本人さんの「本当に思っていること」を、積極的傾聴で陸に引き上げてあげることで、「そうなんだよ!良く分かってくれた!」を引き出してみませんか?お互いを信頼しあえる味方の輪がどんどん広がっていきます。

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