紅白まであと10日!今さら聞けない”PPAP”
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎人事労務分野の、機密情報のやり取りに苦労している
◎メールにてZIPファイルのやり取りをすることがある
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
紅白歌合戦まであと10日となりましたね。
出場される方も続々発表になり、楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
(私は吉田類の年またぎ酒場放浪記を見ると思います。)
そんな紅白歌合戦にちなんで、今回はPPAPについて学んでいきましょう。
…ネタそのものも古ければ、この取り違えネタも古いという。
情報のやり取りにおけるPPAPとは、
P:パスワード(Password)付きZipファイルを作ります。
P:パスワード(Password)も、Zipファイルの送信後すぐ送信します。
A:暗号(Angou)化
P:プロトコル(Protocol)
のことを指しています。
ファイルが間違って届いてしまっても、パスワードが分からない限りは大丈夫、という理由で、これまで良く使われていました。
現在、コロナ禍に入った2020年から、特にデジタル庁を中心とした官公庁では、
・メール誤送信対策としては、結局パスワードもすぐ送っているので無意味。
・ネットワークやメールが盗聴されているかも。(ウィルス感染したPC)
・パスワードが解析される可能性がある。(誤送信した相手がハッカーだったら…)
といった理由により、PPAPを廃止。代わりに、クラウドファイル共有を用いるケースが増えています。
(クラウドとは、インターネット上にファイルやソフトを置き、共有しあうことです。)
言われてみれば確かに、という気持ちになるでしょうか?
弊所では、労務管理ソフトで提供されたクラウドサービスを、無料でご利用いただいております。
顧問先様とはマイナンバーはもちろん、労務にまつわる重要なデータもこちらを介してやり取りさせていただいていて、セキュリティ面でも安心を感じられているご様子です。
中小企業のネットワークをつついて、大企業へと侵入しようとする手口も多く見られます。脆弱性の少ないデータのやり取りを目指していきましょう。
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