結局、起こらないように努力するのが正解_沼津支部研修会に参加しました。
- hi-perda
- 2024年12月13日
- 読了時間: 3分
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ハラスメント防止に取り組みたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
◎静岡県内の社会保険労務士事務所の方
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
11/12、沼津支部の研修会「ハラスメントについて労使双方の弁護士から学ぶ」に参加しました。


前半パートは、労働者の視点からのハラスメントについて、笠置弁護士からのお話でした。
セクハラについては、企業の果たすべき役割が果たされていなかったときのリスクを強く感じました。 職場環境への配慮、事案が発生した後の組織体系の変更等を講じないと、企業の義務違反が認定されてしまいます。 どのように対応していくのか、平時から良く考えておくことが大切です。
また、組織外からの・組織外に対するパワハラの視点も勉強になりました。特に社外の方が多く参加する場での、その方々からの長時間の叱責という事案は、想像するだけでゾッとします。 こうした時、周りにいる上長がどういう行動を取るか。企業のメンツを超えて、その人を・長期的な信用という意味でその企業を守ることができる対応を心掛けたいものです。
中盤パートは、企業の視点からのハラスメントについて、岡崎弁護士からのお話でした。
お話を通じて一番印象に残ったのは、「事案が起これば退くも進むも地獄。起こさないようにするのが一番大切」という点でした。
問題が起こってからでは遅くて、お金のかけどころに一見見えないかもしれないけれど、ハラスメント防止に尽力するのが最大の解決策であると、改めて実感することができました。
また、加害者に対してヒアリングを進める際には、「なぜ?」を問いかけ続けることが良いということも分かりました。分からないまま議事録を残しても、後々の
参考にならないため、どんなに理屈や道理が通らない言い分でも、「なぜ・なぜ・なぜ・なぜ・なぜ」と深掘りしていって出た結論なら、採用しやすいのではないでしょうか。 ハラスメント対応に限らず、様々な実務で応用がききそうです。
後半パートは、お二人の対談。実務でのご経験をたくさんお伺いすることができました。
勉強のため沼津に伺うことはとてもレアでしたが、大好きな街なのでまた来る機会があったらと思います。
会場近くの千楽さんで、カツハヤシを食べました。将棋の藤井さんも食べたといわれる一品です。カツ用の豚肉がゴロゴロ入った、ボリューム感たっぷりのハヤシライスがとても美味しかったです。

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