自分を知り、自分を知ってもらう、ジョハリの窓
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
チームの連携や人間関係、絆を強くしていくにあたって、相手のことを知るというのは大切なことですが、自分をどれだけ知ってもらえているかというのも重要な要素になっていきます。
今回は、「自分から見た自分」と「他人から見た自分」を知り、「自分」というものの認識のズレを理解することができる「ジョハリの窓」について見ていきましょう。
ジョハリの窓は、2人の心理学者ジョセフさんとハリさんによって考え出されました。
自分のことは自分がよく知っている、ということはよく言われがちですが、知らない自分も存在する。そんな「自分が知らない自分」を知ってくれているのは他人ということで、相手と自分との関係から、自分への気づきを得ることで、人間関係やコミュニケーションを円滑にしようとするものになっています。
ジョハリの窓では、
・自分をどれだけ開放できているか?
→多くを話さない人は、開示していく中で隠された才覚に気づいていく可能性があります。
・他人は自分をどう思っているか?
→いい意味でも悪い意味でも、自分では気づかなかったことを教わります。長所は自己PRとして使えるようになるし、短所は直すことで、その人との調和を図ることができます。
こうした発見を得ることができます!
では、具体的にどんな窓があるのか、見ていきましょう。
1.開放の窓
自分も他人もわかっている性格。
2.盲点の窓
自分ではわかっていないけど、他人はわかっている性格。
3.秘密の窓
自分だけが知っていて、他人には知られていない性格。
4.未知の窓
自分にも他人にもわからない性格。
相手がいる場、例えば2人以上で進めるのであれば、ワークとして進めていくのも良いでしょう。繊細な部分に触れることにもなりますので、「雑な性格だ」とか切っ先鋭い言葉を使わずに「大枠をとらえることができる」といった言いかえや、そもそも苦しく感じそうと思えば参加を見送るということもありですね。
チーム内のコミュニケーションを活発にするためには、「開放の窓」を広げていくようにするとよいでしょう。
つまり、「秘密の窓」や「盲点の窓」の大きさを小さくするということです。
自分のことも相手のことも知ってもらえる、ひいては自分の知らない自分に気づく。
肩肘張らないでよい日常生活では、対人リスクも大きく下がり、心理的安全性の確保にもつながります。
大々的なワークでなくとも、お一人でも取り組むことができますので、ぜひトライしてみてください。
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