花粉症手当と、プレゼンティーズム。健康で暮らしてもらうことが最良の福利厚生。
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎社員の健康が心配
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
今年も花粉症の季節になりました。
例年より飛散量が多く、大変な思いをされている方も多いのではないでしょうか?
ところで、会社様の中で、「花粉症手当」を支給されるケースもあるようです!
これは、通院費や薬代、はたまた対策にかかる消耗品の費用を会社様が負担するというものです。
花粉症によって生ずる労働生産性の損失は大きく、集中力の低下や薬の服用による眠気などがあります。運転のお仕事をされている方においては一大事ですよね。
花粉症のように、「出勤はできるけど体調はすぐれず、生産性が下がる」ことをプレゼンティーズムと言います。
「何となくだるい」状態のままお仕事を続けることは、長い目で見ると企業の損失になっていくということが分かっています。
今回の花粉症手当のような福利厚生は、プレゼンティーズムの改善の視点に立って、
花粉症を放っておいて、苦しむことで失う利益<花粉症の対策を、会社を上げてする費用
の方が高い価値があると判断されたということと思います。
労働生産性の損失は、健康リスクが低レベルにとどまっている方でも、59万円、高レベルの方になるとなんと172万円にもなるとのことです。
健康に投資をすることが、会社の利益につながっていく。
そんなことが季節病からも見て取れるということですね。
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