評価面談時、目標についての気持ちを聞いてみませんか?
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎評価面談を充実したものにしたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
間もなく年度末ということで、人事評価に向けての準備をされている会社様も多いのではないでしょうか?
会計年度の期首あるいは年度初めに、どのような目標を立てたか・確認しあったか、見解の一致ができているとよいのですが…。
(私は、期中にどれだけ確かめ合える場ができているかが重要と思います。)
さて、そんな評価面談の場で、目標についての達成度をチェックする際には、その目標についての気持ちについて聞いてみるというのはいかがでしょうか。
(今回の練習ではここまでできた)
◎達成できた時
→どんな気持ちでしたか?
嬉しかった、大変だった、ここまでできるとは思っていなかった
→主に何をしたことが、そういう気持ちにさせていると思いますか?
お客様からも○○先輩からも、直接感謝の言葉を聞けたこと。
→目標が出た前後で、ご自身が変わったなと感じたことはありますか?
この数字を達成するためには、今までの自分の仕事のスピードだと足りないだろうな、と感じていた。周りに聞いて、PC操作で時短が図れないかどうかや、営業の成功体験を学んだことで、去年の自分よりできることが増えたと思う。
→次期以降、どうして行きたいと感じていますか?
教えてもらった分だけ、今回目標達成できたことで得られた経験を次世代につないでいきたい。
→そのために、どんなことをしてみたいですか?
この経験を標準化できるように、文字起こししたり語れたりするように準備したい。
◎達成できなかった時
→どんな気持ちでしたか?
悔しい、早めに準備しておけばよかった、ちょっとハードルが高かった
→目標について、どんなところがそういう気持ちにさせていると思いますか?
先輩からもフォローをしてもらっていたが、それを活かしきれなかったこと。
→未達という結果ではありますが、今季を終えて、ご自身が変わったなと感じたことはありますか?
期の始めは、まだ時間があるだろうと思って油断していたところがあったが、やはり期の終わりになってバタバタして、結果目標に追いつかないということになった。今この話をさせてもらって、来期こそは進捗管理をしようと思う。そんな心境の変化があった。
→次期以降、最初に言ってもらった気持ちにならないために、どうして行きたいと感じていますか?
先ほどの通り、進捗管理を見直していきたい。
→そのために、どんなことをしてみたいですか?
「いつまでに、何をする」ということを、行動として具体化し、スケジュールに書く。次期以降も同じ目標を立てるならば、上長へ毎月◎日までに、必ず進捗を報告する。
目標に対して成功、ということであれば、その成功イメージを再現性の高いものにするために。
逆に失敗ということであれば、次はそれを繰り返さないために。
それぞれ、「ご自身が感じた気持ち」に訴えかけて、気づきから次回の行動を決めてもらいます。
数値目標にしろ、定性目標(姿勢、能力)にしろ、その期を「できた、できなかった」だけで終えてしまうのはあまりにももったいない!
せっかく1対1で話すことができる貴重な場で、しかも振り返る機会となるわけですから、「気づきから、行動まで決める」ような評価面談にトライしてみませんか?
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