話を聞く準備、できていますか?
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
従業員の方とコミュニケーションを取る際、皆さんは話を聞く準備をどのくらいできているでしょうか?
今回は、望ましい話の聞き方のコツを考えてみましょう。
1.受容体制を万全に。笑顔で臨みましょう。
相手の方が話す内容や、その時の様子にもよりますが、笑顔で「どうしたの?」という雰囲気を出すことで、「あ、安心して話せそう!」と思ってもらえます。
「忙しい中時間取ってるんだから、その辺分かってよね…」とか、「面倒ごとだと困るなぁ」といった気持ちが表情から出てしまうと、その後のコミュニケーションにおいても、共有すべきことなのに「話しかけにくいので…」という気持ちから、共有されないでトラブルに発展!という問題も起こり得ます。
ちなみに、マスク越しであっても笑顔は大事。なぜなら、怒りは目だけでも十分伝わる中で、好意的な感情はほとんど伝わらないからです。
2.体全体で聞く体制を作る。
奥様から「今日何食べたい?」と聞かれて、スマホを見ながらソファ越しに「何でもいいよ~」なんて会話、されていませんか?
(何でもいい、が一番困るんだけど!というのは良くある不満ですが、今回はそこがポイントではありません😅)
相手の方が「この人はちゃんと聞いてくれている!」と感じるときは、下を向いていたり、相手と正反対の方向を向いていたりするときではなく、「顔も体も、相手の方を向いている」ときなんです。
話してくれる相手のこと・その内容に、文字通り真っすぐ向き合ってみましょう。
3.事前に時間が決まっているなら、「心ここにある」状態にしておきましょう。
大事なことを伝えられる際のセリフの定番、「まだ心の準備が…」。
もし、相談や打ち合わせの日時が事前に決まっているのなら、当日のその時間は、「心をその空間に持ってくる」ことを意識してみましょう。
「この後アポがあるんだよな、長引くとちょっと…」「回りくどくて、いまいち伝わらないなぁ…」と、心ここにあらずな状態は、相手にも雰囲気で伝わります。
相手を受け入れる器を大きく持つためには、心の準備をしておくことが大事です。
いかがでしょうか?
「この人は話を聞いてくれる!」という気持ちは、自分を承認してくれているというとても大事な安心をもたらしてくれます。
従業員の方が心を開いて話してくれるのは、皆さんにとっても嬉しいことではないでしょうか?
お互いがお互いを大事にできる、そんな聞く力を磨いていきましょう✨
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