選挙行かないの、何でかな?行動を分析してみよう
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎国政・政治にご興味がある
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
7/10が、参議院議員選挙の投票日に決まりましたね。
期日前投票(きじつまえ、ではなくて、最近はきじつぜんと読むみたい)もスタートしており、私も先日投票を済ませてまいりました。
ここ数年投票率の低下が顕著で、データとしてもあらわになっています。
(総務省:国政選挙の投票率の推移についてより引用 https://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/news/sonota/ritu/index.html)
今回は、投票に行くこと・行かないことについて、行動分析から手掛かりをつかめないか、考えてみます!
◎なんで投票しに行かないのかな?
「投票しに行った⇒でも、生活が良くならない⇒投票に行っても何も変わらないから、投票に行かない。」
せっかく投票に行ったのに、良くないことが起こったり、期待していた状況にならないと、次に投票に行くことをやめてしまう。
これは、嫌子による行動の弱化ということになります。
「行ったからって、何か変わるの?」というあきらめ感があるのかな、と感じました。
◎投票に行くにはどうしたらいいかな?
「投票しに行った⇒センキョ割がもらえるお店があるみたい!⇒次があったら、また投票に行ってもいいかな、と思う。」
皆さんは、センキョ割というものをご存知でしょうか?
選挙に行った際に投票証明書をもらったり、投票所の写真を撮ったりしたものを提示することで、色々なお店で割引やプラスワンをもらえるイベントのことです。
実施店舗はこちらから↓
これは、好子による行動の強化ということになります。
「あれだけメディアで言われてるから選挙行ってみたら、お得に買い物できたわ!」という出来事は、次も投票につながる可能性がありますね。
「投票しに行った⇒自分のしてほしかった政策がなされた⇒今度も、また投票で意思表示しようと思う。」
これも好子による行動の強化。
そして、理想の政治ではないでしょうか?
人材マネジメントにおいても好子による行動の強化は有効で、「してほしい行動」と「それをしたら得られた好子」をうまく取り入れることで、会社が「してほしい行動」を繰り返してもらえることに繋げられます。
逆に、嫌子による行動の弱化は避けること。「してほしい行動」があるのに、「それをしたら起こってしまった嫌子」が掛け合わさってしまうと、会社が「してほしい行動」をとってもらえなくなってしまいます。
こんな風に現実の身近な例を行動分析することで、会社の中の行動改善にも気づけるようになるのではないかな、と私は感じます。
まずは、雨降り・猛暑日の投票で嫌な気持ちにならないように(=嫌子)、晴れの日・夜の涼しい時間の投票もできる期日投票で、早めに行って良かった!(=好子)と思ってもらえたらいいなと思います!
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