間違ったことにも、共感するべき?
こんな方に読んでほしい!
◎静岡市近郊で営業中
◎従業員数30名以下
◎活気ある職場づくりを通して業績アップにつなげたい
◎ご年齢が30-50代の代表者様
こんにちは。社会保険労務士の杉浦です。
相手に寄り添うことができる力、共感力が求められる時代になっています。
傾聴力とセットで捉えられるケースも多いのではないでしょうか?
この共感力、事実に対する誤った認識であったり、一方的な言い分であったり、共感するには「ちょっとどうかな…?」と思う発言については、共感を示さないということも大切です。
共感しない=話を聞いてくれない、にならないように!
例えばハラスメント対応の現場。
相談者・行為者双方から話を聞くことになりますが、首をかしげるような一方的な発言に対しても共感してしまうと、片方の立場に肩入れしすぎることになりかねません。
そうなると、「あの時あなたはこうやって言ってくれたじゃない!」と、対応にあたっている方が悪者のようになってしまう場面が出てくる恐れがあります。
事実については、シンプルにどういうことがあったのかを「誰が、いつ、どのようなことをした」という形で取りまとめます。
個人の感情(事実に対する誤った認識・一方的な言い分)については、あくまでも共感をするのではなく、「受けとめる」こと。
Q「こんなことがあったんですよ、酷いと思いませんか?」
〇「そんなことがあったんですか。あなたはそれに対して酷いと思ったんですね」
×「えー、それは酷い話ですね!」
優しい方だと、寄り添う気持ちが強いあまり、間違ったことを言っているな、と感じても共感してしまうことが多いと思います。
肯定も否定もせず、「そう感じたんですね」と受けとめること。正しい共感力を磨いていきましょう。
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